鹿児島ますやでは、無添加の加工品を造るのであれば素材の味を活かせる良い肉を使いたい、と思い、この気持ちを分かってくれる黒豚農家の方々と契約させていただいております。
また、なるべく昔ながらの黒豚に限りなく近い品種の黒豚を育ててもらい、これを原料としています。
しかしながら最近では、この「鹿児島黒豚」の農家さんが減ってきているのです。
元来、鹿児島の黒豚は一般の白豚と比較し、出荷日数、子豚の数、ロース芯の大きさ等がかなり劣り生産にばらつきがあります。それにより、市場に出すと白豚の半値以下の取引となります。
また、昨今の物価の高騰により餌代も上がり、残念ながら黒豚の農家は激減してしまいました。
しかしながら、肉質ではやはり白豚は黒豚にかないません。その肉質、脂肪の質はまさに絶品なのです。
鹿児島ますやでは、契約農家さんに育てていただいている黒豚を「短鼻豚(たんびとん)」と名付けました。
短鼻豚は他の鹿児島黒豚と比べてもお肉が甘く、胃にもたれないさっぱりとした脂肪が特徴です。また、開放的な豚舎でのびのびと育っているのでストレスがなく、お肉の質が良いので、しゃぶしゃぶにしたときにアクがほとんど出ません。
そんな鹿児島黒豚短鼻豚のお肉を原料とした無添加ハム・ソーセージ、お惣菜をぜひご賞味ください。